リハビリと栄養(エネルギー消費量計算式つき)

リハビリと栄養(エネルギー消費量計算式つき)

こんにちは!!

横浜訪問看護リハビリなる で作業療法士をしている岩切です!

今回はリハビリと栄養についてお話をさせて頂きます。

  栄養の大切さ

わたしたちの生命の源は食事から摂れる栄養にあると言っても過言ではありません。

わたしたちは自分の体を作るため、健康でいるため、エネルギーを作るために栄養を摂る必要があります。

エネルギーは生きているだけでも消費され、十分な栄養が取れていないと「低栄養状態」になってしまいます。

低栄養状態では筋肉を分解してエネルギーを得ようとするため、痩せて体が弱くなってしまいます。

 

リハビリでは体を強くするための筋力訓練を実施することがありますが、低栄養状態では逆効果になってしまうことがあります。

しかし実はリハビリを行う高齢者や障害者の多くは低栄養状態であると言われているため注意が必要です。

そのため、リハビリを行う上で栄養ケアは必須のものと言えます。

エネルギー消費量を計算してみよう!!

わたしたちがリハビリをする際に、エネルギー必要量が食事で摂れているかどうかを知ることは大切です。

わたしたちは生きているだけでエネルギーを消費するので、さらにリハビリなどで大きな負荷をかけると栄養状態が悪化し、かえって痩せて筋力低下につながる可能性があります。

エネルギー必要量は人によって違いますが、大まかに予測することができます。

下のフォームに性別、身長、体重、年齢と、活動係数・ストレス係数を入力することで推計できるので試してみてください!!

自分が一日にどのくらいのエネルギーを消費するのか予測できれば、食事の量が調整しやすくなります。

リハ効果を高めるために!!

活動量が多いと必要なエネルギー量が多くなり、一日三回の食事だけでは摂取が難しくなる場合があります。

食が細い人だと、一度にたくさん食べれないという方も多いと思います。

このような場合、食事の合間や眠前などに間食を入れることをオススメします!

間食を上手に活用し、一日のトータルでエネルギー必要量を確保するようにしましょう!

特にリハビリの後にタンパク質や糖質を含んだものを摂ることで筋肉の合成を促しやすくなります。

栄養をしっかり摂ってリハビリの効果を高め、元気になっていきましょう!!

参考:若林秀隆監修 「リハビリテーション栄養 ポケットガイド」横浜市立大学附属市民総合医療センター 2014年9月

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